静岡学園イレブン(写真=矢島公彦)

 東海勢では静岡学園(静岡)が見事に優勝。北信越勢では帝京長岡(新潟)が4強入りを果たした。

 今大会の静岡学園は1回戦から攻撃陣が爆発。初戦の岡山学芸館(岡山)戦から準々決勝の徳島市立(徳島)戦まで複数得点を続けた。守っては準決勝まで5試合連続無失点。そして、迎えた頂上決戦でも伝統の攻撃的スタイルを貫き、高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグとの2冠を狙った浦和レッズ加入内定のMF武田英寿と横浜FC加入内定のMF古宿理久、1年生MF松木玖生ら擁する青森山田(青森)を3-2の逆転勝ちで下し24大会ぶりに優勝を果たした。京都サンガF.C.加入内定のMF谷内田哲平主将、FC町田ゼルビア加入内定のFW晴山岬、愛媛FC加入内定のDF吉田晴稀擁する帝京長岡は決勝進出がかかった準決勝で青森山田を上回る17本(青森山田は6本)のシュートを放ちながらもあと1点が遠く、1-2で敗れ全国の舞台を去った。

 6年ぶりの8強入りを果たした四日市中央工(三重)は準決勝で12、20分に連続失点。攻撃陣も矢板中央(栃木)の守りを崩せず完封負けを喫し4強入りを逃した。全国総体準優勝の富山第一(富山)は3回戦で青森山田と激突。セットプレーで4失点し、1-4で敗れ16強止まりとなった。3年ぶりの全国となった鵬学園(石川)は3回戦で矢板中央に敗れるも初戦となった2回戦で京都橘(京都)をPK戦の末に下し全国初勝利を挙げた。丸岡(福井)は1回戦を突破するも2回戦では静岡学園に攻守にわたって圧倒され16強進出を逃した。

▽東海・北信越
新潟県予選帝京長岡(2年連続7回目)・・・4強
富山県予選富山第一(5年連続30回目)・・・16強
石川県予選鵬学園(3年ぶり2回目)・・・16強
福井県予選丸岡(2年連続30回目)・・・2回戦
長野県予選松本国際(3年ぶり3回目)・・・2回戦
岐阜県予選帝京可児(2年ぶり6回目)・・・1回戦
静岡県予選静岡学園(5年ぶり12回目)・・・優勝
愛知県予選愛工大名電(初出場)・・・1回戦
三重県予選四日市中央工(2年連続34回目)・・・8強

▽第98回全国高校サッカー選手権
第98回全国高校サッカー選手権