筑陽学園

　九州勢は筑陽学園(福岡)と日章学園(宮崎)が16強入りを果たすも、2大会連続で3回戦で全滅。沖縄代表の前原(沖縄)は開幕戦に登場も國學院久我山(東京)に記録的大敗を喫し全国を去った。

　東福岡を破り全国の舞台に11年ぶりにたどり着いた筑陽学園。2003年度大会の準優勝超えを狙った筑陽学園は愛工大名電(愛知)、草津東(滋賀)を連破するも3回戦では相手を上回る6本のシュートを放ちながらも最後まで徳島市立(徳島)の堅守を崩せず0-1で敗れ8強入りを逃した。日章学園は強豪の市立船橋(千葉)を初戦となった2回戦でPK戦の末に下し3回戦進出。8強入りをかけ3回戦では四日市中央工(三重)と対戦するも3-3で突入したPK戦を落とし涙を呑んだ。

　神村学園(鹿児島)は2大会前の王者・前橋育英(群馬)をPK戦の末に下し1回戦を突破したが、次戦で富山第一(富山)に0-1で敗れ2回戦で散った。龍谷(佐賀)、長崎総科大附(長崎)、熊本国府(熊本)、大分(大分)、前原は初戦で姿を消した。

▽九州・沖縄
福岡県予選：筑陽学園(11年ぶり3回目)・・・16強
佐賀県予選：龍谷(2年連続2回目)・・・1回戦
長崎県予選：長崎総科大附(4年連続7回目)・・・1回戦
熊本県予選：熊本国府(6年ぶり3回目)・・・2回戦
大分県予選：大分(2年連続11回目)・・・1回戦
宮崎県予選：日章学園(3年連続15回目)・・・16強
鹿児島県予選：神村学園(3年連続7回目)・・・2回戦
沖縄県予選：前原(5年ぶり3回目)・・・1回戦