DF松野真士主将(秋田商)

　令和初の全国選手権の舞台をかけた第98回全国高校サッカー選手権秋田予選の決勝、5連覇を狙う名門・秋田商はFW原田遥翔らのゴールにより3点を奪い、3-0で前半を折り返すと、後半に入っても西目の反撃を許さず3-0で逃げ切り5年連続45回目となる全国大会出場を決めた。

　前回大会では"秋商旋風"を巻き起こし、全国常連で日本一の経験もある富山第一(富山)などを撃破し、32大会ぶりの県勢8強入りを果たした秋田商が今年も全国の舞台にやってくる。

　「自分たちは走ること、ハードワークが持ち味。ハードワークして粘り強い守備をしたい」(DF松野真士主将)。ハードワークを武器に今大会も"秋商旋風"を巻き起こすことができるのか。注目の初戦の相手はセレッソ大阪加入内定DF田平起也擁する神戸弘陵(兵庫)だ。