東海学園DF佐藤汰一(写真=森田将義)

DF石田侑資(市立船橋・3年)
イチフナ伝統の堅守を支えるリーダー。CBとしては小柄だが、身を投げ出すのも厭わない気迫のこもった守りで、決定機を阻止する。準々決勝で徳島JY時代のチームメイトである京都橘のFW西野太陽と対戦する可能性があるのも、今大会の注目点だ。

DF井上太聖(堀越・3年)
打点の高いヘディングは、大会でも屈指。圧倒的なまでの競り合いの強さを発揮し、相手の攻撃を跳ね返すだけでなく、3バックの真ん中でDFリーダーとしても奮闘する。FWでのプレーが長かったため、ここぞの場面での得点にも期待できる。

DF佐藤汰一(東海学園・3年)
174cmの身長は、CBとしては小柄だが、ピッチで見せる存在感は誰よりも大きい。元々は左右両足でのキックが売りのボランチだが、今年のチームが立ち上がった当初に怪我をしたCBの穴埋めでコンバート。組み立てと機を見た盛り上がりで、攻撃の起点になる。

DF大越太朗(広島皆実・3年)
恵まれた体格を活かした競り合いと対人の強さが光る左利きの大型CB。左SBとしてもプレーできるのが魅力。昨年は選手権のメンバー入りを果たしながら出場機会がなかったが、不動の座を掴んだ今年は守備の要として活躍が期待される。

DF渡邉浩章(徳島市立・3年)
高さを活かした競り合いの強さは、8強入りを果たした昨年度の選手権でも証明済み。最終学年を迎えた今年は守備リーダーとしての自覚が芽生え、声でチームを盛り上げる場面も目立つ。セットプレーでの得点も含め、昨年超えを目指すチームに欠かせない。

(文・写真=森田将義)

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権