【フォトギャラリー】大津、昌平、鹿島学園など...Bブロック出場校

【Bブロック】
大津(熊本)、今治東中等教育学校(愛媛)、瀬戸内(広島)、関大北陽(大阪2)、山形中央(山形)、徳島科技(徳島2)、鹿島学園(茨城)、日章学園(宮崎)、帝京大可児(岐阜)、旭川実(北海道1)、昌平(埼玉)、生駒(奈良)、星稜(石川)

PK戦を制した鹿島学園(写真=矢島公彦)

 Bブロックも上位を狙えるだけの注目校が揃い、予想が簡単ではない。前年度のベスト4として2回戦から登場する星稜(石川)は、MF平良大研(3年)、FW山下陸(3年)など攻撃に注目選手が揃う。予選の5試合を1失点で切り抜けた伝統の守備も健在で、今年もトーナメントを駆け上がる力はある。

 ただ、2回戦で当たりそうなのは昌平(埼玉)。技術、判断を前面に押し出したテクニカルなサッカーを武器に2016年にインターハイベスト4に輝いているが、今年はFC東京内定のMF荒井悠汰(3年)と筆頭にMF篠田翼(3年)、MF佐藤海空斗(3年)と昌平らしさを感じる技巧派が数多く揃っている。GK上林真斗(3年)、津久井佳祐(3年)と石川穂高(3年)のCBコンビが組む守備陣も大崩れの不安は少ない。過去成績を狙えるだけの好チームであるのは間違いない。

 その勝者が挑む3回戦の対戦相手は予想が困難だ。MF林結人(3年)、DF櫻井稜(3年)に注目の鹿島学園(茨城)、DF工藤珠凜(3年)、DF蔵屋明徹(3年)らDF陣にタレントが揃う日章学園(宮崎)の組み合わせは1回戦屈指の注目カード。2017年の8強越えを目標に強化を進めてきた旭川実(北海道)と、個気味良いパスサッカーが光る帝京大可児(岐阜)の対戦も激戦が予想される。スケールの大きい旭川実のFW安保悠輝(3年)、2年生ながら帝京大可児のエース番号を背負うMF吉兼怜真(2年)にも注目だ。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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