FW齊藤慈斗(帝京/3年)
174cmと大柄ではないが、身体の強さを生かしたポストプレーと決定力の高さが魅力のストライカーだ。ハンドオフも得意でマーカーを上半身の力だけで跳ね返すシーンも珍しくない。高卒でのプロ入りを目指しており、最後の夏は誰よりも結果を求められる。

FW森重陽介(日大藤沢/3年)
198cmの高さと東京Vで培った足元の柔らかさがウリの点取り屋だ。昨季まではプレーに波があったが、今季は主軸の一人としてプレー。すでにJクラブの練習にも参加しており、周囲からの期待値は高い。直接FKやCBとの二刀流など、プレーの幅が広い点も魅力のひとつだ。

FW小林俊瑛(大津/3年)
昨冬の選手権で2ゴールを挙げ、チームの準優勝に貢献した大型ストライカーだ。191cmの高さを生かしたポストプレーやヘディングの強さはもちろん、大きなストライドを生かした裏抜けも得意とする。今季はキャプテンに就任。チーム悲願となる初の日本一に向け、リーダーシップを発揮できるか。

FW福田師王(神村学園/3年)
高校No1ストライカーだ。決定力、フィニッシュのパターン、シュートレンジの広さが規格外で、ここぞという場面で決め切る勝負強さも目を惹く。今春には欧州のクラブで研鑽を積むなど、さらなる高みを目指してチャレンジを続けている。昨季の総体得点王は主役となるべく、チームを優勝に導いてみせる。

(文・写真=松尾祐希)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)