鹿児島実業の森下和哉監督

 私自身、寮生70名と寝食を共にしています。この期間は学校で自主練習のみとしており、時間をずらし5班に分けて行っています。内容に関しても彼らで計画していて、取り組み後にはグループ毎に反省もしているようです。
 いつ収束するか誰も分からない状況ですので、今の時期だから出来ることをやろうよ、というのがウチには合っていると思います。自宅生はグラウンド利用を許可されていないのでなかなか管理が難しいですが、フィジカルコーチ経由でトレーニング動画を配信したり、コーチが毎日一人ひとりと電話で面談を行いコミュニケーションを取っています。
 逆に寮生は自粛開始から2週間発熱者0ということで、寮とグラウンドのみの往復を許可しています。その中での自主トレーニングを通じて、各々の課題に取り組んでいます。

ーーハイブリッド型の“疾風怒濤”を武器に、鹿実が全国で暴れる日も近い。今後の鹿実から目が離せない!

(取材=編集部)