目白研心中学校・高等学校
――そういうのを意識したトレーニングは?
去年は持てるのにはたいてしまったりとか。ポゼッションの練習が増えるとどうしても相手との距離が掴めずダイレクトでだしてしまったりすることが多かったので、最近はもう持つことしかやってないです。
――個人戦術ですか?
そうですね。野洲とか聖和学園とかのドリブルが高校生サッカーで注目される中で個人的にもドリブルが好きですしボールを持てないといい判断ができないと考えているので。
――特徴のある選手はいますか?
ドリブルっていうのをここ2~3年押し出してやっていたので、そういった意味でドリブルが得意だって子が選んで入ってくれるようになりました。
――そうなんですね。今年の目標は?
去年、都大会に初めて出させてもらって。結果としては1回戦で延長戦の末に負けてしまったのですが、同時にベスト8まで見えたので、そこを目指したいですね。
――ちなみに監督はどういう点に注意して指導をされていますか?
基本はサッカーを辞めないでそのまま続けてほしいな、と思って指導しています。もちろん勝ちにはこだわりたいですけど。去年初めて「大学でもサッカーを続けたい」という子がいて続けていますね。一般で試験を受けて、現在サッカー部に入っています。
――高校に推薦枠はあるんですか?
高校にスポーツ推薦はありますけど、サッカーに限ってではないですね。目白研心はチアリーディング部が強くて、全国優勝を何度もしているんです。最近だとサッカー、野球、ラクロスも力を入れてやっています。
――チアが強いということは応援は?
応援はまだです。西が丘まで頑張っていかないと来てくれないかな(笑)
11人のみで活動していたチームを数年で都大会出場へ導いた安井監督。あたたかい目線で選手を見守る一方で、鍛えるべきポイントをしっかりと押さえ指導している様子がうかがえました。後半はその指導方針やご自身の経歴についてもお話頂きましたのでお楽しみに。