目白研心高等学校 練習風景
――監督は習志野高校→早稲田大学ですよね?
高校は習志野で本田先生が監督でした。高校卒業後は推薦で早稲田に入りました。僕の時はちょうど強化しよう、と陸上、ラグビーなどでスポーツ推薦枠を増やした時期だったので、門扉が開かれていたというか。そういった理由があって入れたようなものです(笑)
――練習自体は1チームでご覧になっているのですか?
いや、トップとセカンドで分けて見ていますね。基本の練習メニューは一緒なんですけど。ただ、休みがでたり、勉強のほうで部活に出られない子が出ると23~24人になってしまうので、全体でみたりします。人数みて今日は一緒にやろう、と。広いときはポゼッションとって半面で対敵やって半面でゲームという感じです。
――体育館とか狭いところではどのようにされているんですか?
ドリブルメインで。コーンを立てたりとかして。あと最近ではドリブルで身体を揺らしたり。ジンガとか、他のチームがやっていていいなと思って取り入れています。ゲームにつなげられる練習をしたいですね。
――狭いグラウンドだと練習メニューも限られますね。
でも狭くてもできるのがサッカーだと思うので。野球は難しいとは思うのですが。
――マネージャーはいないのですか?
方針として女子マネは絶対にとりませんね(笑)。毎年、希望者はくるんですが断っています。創部の時からずっとそうなんです。男子マネもいないです。ただ、自分たちで決めてケガ人が水汲みとかゼッケンの洗濯とか当番を決めてやっていますね。
――ちなみに今日の練習は?
今日は広いのでボール回し、普段蹴れないのでロングキック。あとポゼッションを見て、ゲームという感じですかね。
――邪魔しない程度にちょっとグラウンド入りますね。
ジャンジャン入ってください!よろしくお願いします。
全国屈指の激戦区、東京で新たに歴史を刻み始めた目白研心サッカー部。選手に混じるとどこにいるのかわからないほど若い安井監督ですが、その指導はとても真摯で熱いものがありました。「サッカーだけでなく勉強もしっかり」と高校サッカー部の鑑のようなチームの今後に期待です。
安井監督、ありがとうございました!