目白研心高等学校 安井監督(右)
目白研心高校、安井健吾監督インタビュー後編。名門でプレーしてきたご自身の経歴からもバリバリサッカーをやるのかと思いきや、「勉強をしてほしい」というその真意とは。
名門でプレーしてきたご自身の経歴からもバリバリサッカーをやるのかと思いきや、「勉強をしてほしい」というその真意とは。
――練習環境はどんなところでやっているのですか?体育館とペナルティーエリア2個分くらいの土のグラウンドです。グラウンドは週3回、体育館は週2回、外部は週1回か2回ですね。日曜日に試合をすることが多いです。――監督はお若そうですが練習は一緒にされるのですか?
今、32歳です。もう一緒にはやらないですね。自分でランニングとかはしています。佐々木さんまだやってらっしゃいますよね。――トレーニングとかは全然やっていませんけど、社会人チームのHBOというところでプレーしています。
僕、早稲田ユナイテッドにいたんですよ。2007年立ち上げから1年ちょっととかしかいなかったので全然かぶってはいないと思うのですが。――そうだったんですか、偶然ですね!コーチの方は何名くらいいらっしゃるのですか?
5名でやっていますね。外部のコーチが2名とOBが2人来てくれて。あと僕です。――結構豪華ですね。
部員数にしてはそうですね(笑)。もう少し入部してほしいですけど。来年はもうちょっと増えそうなので。推薦で20名くらいは決まっています。おそらく、1学年30名くらいになるかと。今が30名なので、倍になります。
――ではこれが続くと…
なかなかの大所帯ですね。都大会出たのが大きくて少しずつ選んでもらえるようにはなってきていると思います。まだレベルは全然なのですが。東京で勝ち上がっていくチャンスはあると思っています。
――結構長くグラウンドを使えていますね。
グラウンドが前に空いているときは使っているのですが、全体が集まるのが5時くらいなので、全体練習はそのぐらいからですね。で2時間きっかりで終わりです。その後、学校に戻って勉強する子とかもいます。まだ共学になってからは間もないので大学進学率は80%くらいなんですが、少しずついろんな大学へ進む子が増えていますね。早慶、国公立なども。
生徒たちには勉強をしてほしいんです。勉強しようと思う子じゃないとサッカーできないと考えています。毎朝テストがあってそれに落ちると部活に参加ができないんです。
――毎朝ってすごいですよね。
しかも3回落ちると坊主になるということになっています。なので勉強ができなければ坊主です(笑)。でも、要領よくやる子が多いですね。ただやっぱりたまに怠けてしまったり・・・。そういう場合はだいたいプレーもあまり良くなかったりして。坊主直前の子はだいたいダメです。気づいたらやっぱり坊主になったのか、と。
今、30人とかの規模でやっているので、練習に人がいなくなっちゃうのは困るので勉強は絶対に頑張ってほしいですね。