韮崎高校・今村優貴監督

 私学勢を連破し、令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選を6年ぶりに制した公立高校の韮崎。元日本代表の中田英寿氏を輩出したことでも知られる文武両道の同校の今村優貴監督にお話を伺った。

――普段の練習について教えてください。

学校のグランドとグリーンフィールドを使わせてもらい週6回トレーニングをしています。部員は72名で、自宅から遠い選手は借家で共同生活をしています。

――普段の指導で心がけていることは?

選手が判断しなくてはいけないのがサッカーなので、普段のトレーニングから自分で判断するように指導しています。それはサッカー以外でも選手自身が判断と決断をしなくてはならないところは選手に求めるようにしています。ここ10年私学3強の時代で、今年は関東大会、インターハイに出場しても自分たちが山梨の4番手、5番手だと分かっているので、天狗には選手も私たちもなりません。どうしたら強くなれるのかということを日頃から考えて指導しています。

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