刈谷高校
県内屈指の進学校でありながら、全国選手権の出場回数で県内最多(19回)を誇る''伝統の赤ダスキ''刈谷。就任13年目を迎える佐野朋生監督にお話を伺った。
――就任時からの想い。
県立の学校ですのでスカウト活動は行えませんが、就任当時も今も変わらないことは、入学してきてくれた選手達の努力のおかげで現状があると感じています。また、大学へ進学した選手達が多くサッカーを継続してプレーしてくれていることも嬉しい限りです。
――昨シーズン、インターハイ県予選は名経大高蔵にベスト16敗れ、選手権予選では愛工大名電に敗れベスト8。敗れた相手が共に全国出場し、悔しさも味わったシーズンだったかと思います。
共に接戦ではありましたが、そういうゲームに勝てていないということは、まだまだやるべきことがあったんだという事なのかなと。結果としての悔しさはもちろんありますが、選手達がチームの為に様々なことを考え、行動してくれたことには満足をしています。
選手権後に、サッカーが楽しかったからもっとサッカーのレベルが高い大学へ挑戦したいと進路を変える選手が何人かいたこともまた、収穫の一つだったと感じています。
そして今シーズン、普段の取り組みを更に見直し、本人達が納得のいく結果を出したです。