佐藤和博氏(写真=株式会社YASUDA提供)
かつて、日本で初めてゴム底、ナイロン底のサッカーシューズを開発し、日本市場を独占した「安田」。2002年に静かに幕を閉じたその16年後の2018年、クラウドファンディング「ROUTEF」において、サッカースパイクの復刻に成功し、2018年5月株式会社YASUDAを創業。サッカーブランド「YASUDA」が復活を果たした。
今回、株式会社YASUDAの代表取締役でYASUDA復刻プロジェクト発起人の佐藤和博氏にお話を伺った。
ーー復刻のその先へ
私たちYASUDAは、クラウドファンディングを活用して2018年に復刻、2019年には新しいモデルのスパイクを製造・販売してきました。その際、復刻を知った多くの方に、スパイクを手に取っていただくことができ、大変感激しました。
それと同時に、あらためて、YASUDAスパイクの「未来」も作っていかなければならない。「YASUDA」は、自分たちだけのものではない。そういった気持ちで、今年、2020年、新しいスパイクの開発・製造することになり、販売開始までを予定しています。