ーー育成年代において意識して取り組んでいた練習、プロを意識するようになって取り組んだ練習などはありましたでしょうか?

 小学校、中学校の時は、ひたすらサッカーを楽しんでいましたね。個人的には「楽しむ」ということが重要かなと思います。プロを意識するようになってからは、練習とはちょっと違うんですけれども、より「負けたくない」という思いが強くなりました。もともと負けず嫌いな性格なんですけれども、プロを意識し始めてからは練習の紅白戦とかですら負けるのが嫌でした。ただ練習からでも勝負にこだわるということは良いことなのかなと思います。

ーー小学生、中学生のときはどんな選手だったのでしょうか?

 小学校の頃はFWとかやっていたりしてまして点を取っていたりもしてたのですが、自分としては中盤がやりたくて。中学に入ってからは中盤をやるようになったんですけれども、中盤といえばチームの中心的なポジションなので、ゲームの組み立てなどは「中盤の選手がしっかりしないといけないんだな」という思いは持っていました。ただ中学時代は自信というものが持てなくて周りからアドバイスされてプレーをしていたこともありました。

ーー小学校・中学校・高校時代で目標にしていたことはどんなことだったのでしょうか?

 「J1の舞台で活躍する選手になりたい」ということはよく口にしていました。プロに入ることが目標ではなく、プロに入って活躍することを目標にしていましたね。

 次回はサッカーにおいて影響を受けた人や試合や練習中に大切にしていることなどの話を紹介する。