整列するアレマニア・アーヘンU-19DF山崎遥稀(写真提供=相生学院サッカー部)
創部以来「プロで活躍できる選手の育成」ということにこだわり、世界最高峰であるプレミアリーグ・アーセナルの元GKコーチであるジェリー・ペイトンを監督として招聘、第100回全国高校サッカー選手権兵庫予選では初の決勝進出を果たした相生学院。決勝トーナメント2回戦では、その後プリンス関西1部昇格を掴んだ強豪・報徳学園を撃破。決勝では惜しくも選手権大会優勝の経験もある名門・滝川第二の前に涙を飲んだが、その戦いぶりは関係者を驚かせた。そんな歴史を作ったチームのDF山崎遥稀選手が、先日U-19ドイツブンデスリーガのアレマニア・アーヘンU-19と契約。異国の地で奮闘する山崎選手に、ストロングポイントや試合、練習で大切にしていることなどを聞いた。
ーーーー自分自身のストロングポイントはどんなところでしょうか?
自分のストロングポイントは空中戦の部分とキックです。空中戦の部分では、日本にいる時から自分の強みであったので、その局面では負けません。キックの部分でもロングボールの質やくさびのパスを高く評価していただいているので、もっと練習する必要がありますが、自分の強みではあります。
ーーーー逆に現時点での課題はどんなところでしょうか?
1対1の強さのところで、まだまだ自分は弱いので、足の速い選手やフィジカルの強い選手にも負けない強さをつけるためにもっとトレーニングする必要があります。また言語の部分もコミュニケーションをもっと取れるために言語の習得も課題の1つです。