桜美林大学MF今井聖士(写真提供=桜美林大学サッカー部)

――高校時代と大学に入ってからで、精神面、技術面で成長した点はありますか?

 今自分は3年生なんですけれども、1、2年生の時はガチガチでやっていたわけではなくて、今までの流れの中でやってきていた感じで。監督が来てからまだ半年くらいなので、気持ち的には上を目指そうという気が湧いてきましたが、自分の中では精神面とか技術面ではそれほど成長している点はない気がしますね。

 ただ自分は体重が軽くて、上でやっていくにはフィジカル面やアジリティの部分でレベルアップしていかないといけないなと感じていて、そこをしっかりとやり始めてからは、現状では体重も増えてきて、足が速くなりました。そういう身体的な面での強化というのは感じています。

――奥薗監督が来たことでチームはどう変わりましたか?

 以前は指導者の方がいなくて、サークルの延長的な感じだったんですけれども監督が来てくれてからは、しっかりとした部活という感じになりました。監督が来る前は、部内では自分自身が上手な方だったので、選手たちに指導することもあったんですけれども、そういうことも無くなってプレーに集中できるようになりました。監督が来てくれたことで自分自身の意識も変わって、チームとしても個人としても「上を目指そう」という気持ちが強くなりました。

 次回#3では現時点でのストロングポイントや課題、これからの目標などについての話を紹介する。