桜美林大学MF池田涼人(写真提供=桜美林大学サッカー部)

 現在、東京都大学サッカーリーグチャレンジリーグに所属している桜美林大学サッカー部。チームは指導者不在の状況であったが、今年度より奥薗貴志監督が就任。高いレベルでサッカーをすることを目標に掲げ、まずは2023年度からは3部制になる関東大学サッカーリーグへの昇格を目指して日々奮闘している。そんなチームにおいて主軸を担うDF池田涼人選手に、日頃から意識しているプレーや、精神面、技術面で成長したことなどについて話を聞いた。

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――桜美林大学に決めた理由を教えてください

 じつは高校3年間でサッカーの熱が一度冷めてしまって。大学に入ってからは本気でサッカーをやろうとは考えていなくて、桜美林大学にはサッカー関係なく進学したんです。サッカーからは離れていたんですけれども、1、2か月経ったらやっぱりサッカーをやりたくなっている自分がいて。サッカー部もあったので体験的にいってみたら、やっぱりサッカー楽しくて。そこで「もう一度やろう」と決めて入部したんです。

 ただ入った当初は指導者もいなくて、なかなかモチベーションとか上がらなかったんですけれども、今年になってから奥薗監督が来てくれたり、裏方のスタッフの方などが協力してくれるようになってからは、もう練習からチームとして変わっていったんです。そこでもう一度火がついて、今はまたしっかりやっている感じです。

ーー奥薗監督が来たことでチームはどう変わりましたか?

 監督が来る以前は指導者がいなかったので、戦術などもまったくなく自由にやっている感じだったんですけれども、戦術を含めて練習するようになり、チームとしての決まりごとなどもしっかりするようになって、体育会サッカー部として活動できるようになったと思っています。奥薗監督が来ていなかったら、サッカーに対してここまで情熱を持ってやることができていなかったと思っています。

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