――現在のポジションを教えてください

 大学に入ってからはボランチとかが多かったんですけれども最近はCBで出場することも多くて、オールマイティにやっている感じです。個人的にはビルドアップとかフィードとかが得意なので、そこが活かせるCBが個人的にはやりやすいかなと思っています。

桜美林大学MF池田涼人(写真提供=桜美林大学サッカー部)

――サッカーにおいて影響を受けた人、尊敬している人はいますか?

 以前、自分が横浜FCユースに所属していた時、1つ上の代に今は海外で活躍されている斉藤光毅選手(スパルタ・ロッテルダム)がいたんです。普段から一緒に練習とかやっていたんですけれそも、斉藤選手はチームの練習が終わった後に自主練とかずっとやっていて。当時からチームでもトップクラスに上手かったのに、向上意識が凄くて本当にずっと練習しているんです。それを間近で見ていたので、「やっぱトップレベルの人はここまでやるんだな」と感じたことを強く覚えていますね。見習うことが多かったです。

 そういう刺激を受けながら、自分も高校時代とか自主練して課題を克服しようと頑張っていました。そういう意味でも斉藤選手は尊敬しています。

――ユース時代で思い出に残っていることなどはありますか?

 高校1年生の時は県リーグだったんですけれども、昇格して2年の時はプリンスリーグで、また昇格して3年の時はプレミアリーグで戦っていました。ずっと昇格していったのは強く覚えています。

 それと3年の時のクラブユース選手権も印象に残っていて。準々決勝でサガン鳥栖U-18と対戦したんですけれども、自分はその試合でベンチ外になってしまって。でもチームに勝ってほしいという思いはすごく強くて。ベンチ外とか関係無しにチーム一丸となって戦っていた大会だったので、負けた時は本当に悔しかったです。PK戦までいって負けてしまったんですけれども、チームの一体感とか、負けた悔しさとか、試合には出場していなかったんですけれども、本当に思い出として残っていますね。

 次回#2では日頃から意識しているプレーや、精神面、技術面で成長したことなどについての話を紹介する。