――プレーを参考にしている選手や憧れの選手などはいますか?

 リヴァプールのチアゴ・アルカンタラ選手とかはみたりしますね。中盤の動きとかはけっこう参考にしています。それと横浜FCだと長谷川竜也選手。中盤でのボール捌きだったりボールのもらい方などは上手いので参考にしていますね。

――サッカーを通じて学んだものはどんなことでしょうか?

 いちばんは人間性の部分ですね。挨拶だったり礼儀だったり、人間として当たり前のことができていない選手は、ピッチに立った時にもしっかりと仲間とコミュニケーションが取れなかったり、雑だったり、サッカーにもつながって来ると感じているので。まずはプレー以外での当たり前のことをしっかりやった上で、サッカーの技術だったりテクニックなどを上げていくことが大事だなということを学びました。

桜美林大学MF池田涼人(写真提供=桜美林大学サッカー部)

――これからの目標を教えてください

 まずチームとしては今戦っている東京都大学サッカーリーグチャレンジリーグを優勝して、東京都大学サッカーリーグの2部に上がって、2部でも上位争いができるようにしっかりとチームを作りたいと思っています。来年2部でしっかり戦って、その上の1部に昇格することが今の目標です。

 個人的には、しっかりと自分がやるべきことをチームでやっていれば、自ずと周りからの評価も上がってくると思うので、まずはチームに貢献するということを心に決めてやっていきたいです。

――最後にサッカーが上手くなりたいと思っている中高生へ何かアドバイスをお願いします

 自分のストロングを作ることが大切だと思っていて、自分の長所、誇れるものを作ることが重要だと感じています。サッカーは11人でやるものなので、短所とかは周りが補ったりできるんです。なので自分の長所を伸ばすようなトレーニングをしっかりやって、チームに貢献してほしいなと思います。