南葛SCのMF岡田翔平

 FC東京U-18を卒団後、鹿屋体育大で九州大学リーグで得点を量産。その後、サガン鳥栖でプロ入りすると、湘南ベルマーレ、ザスパクサツ群馬でも活躍した。湘南にいた2014年シーズンには14ゴールを挙げ、チームをJ2優勝とJ1昇格に導く立役者の一人となった。

 そして南葛SCに来て2年目。得点源のひとりとして活躍し、今季は社員選手として、まさにピッチ内外でチームに貢献してきた。

 そんなFW岡田翔平が感じる仕事とサッカーのバランス、クラブと地域の密着の形、そして抱く野心――。今の想いを訊いた。

――南葛SCに加入して2シーズンが経ちました。仕事とサッカーのバランスは1年目よりも上手く取れていますか?

 そうですね。去年は美容関係の違う会社で働いていたので、仕事が長引いて練習に遅れてしまうこともありました。でも今年は南葛SCの社員選手となって、サッカー優先でやらせてもらっているので、去年よりは上手くバランスを取れていますね。

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