――積極的にシュートを狙う姿勢も見えますが、得点への意欲も強いですか?

 個人的には点を取ることよりアシストの方が好きで、サイドの選手としてFWが触るだけで入るようなボールを供給したいです。でもケガをしてからFWで出ることが多くて、点も取れるようにはなってきました。

――将来はどんな選手になりたいですか?

 今の浦和レッズで言えば関根(貴大)選手。身長が小さくても、大きい選手と対等に渡り合えるし、結果も残せるので、そういう選手になりたいです。

――お父さんも浦和レッズでプレーしていて、自身もジュニアから浦和レッズでプレーしてきて、浦和レッズに対して感じることはどんなことですか?

 浦和レッズはレッズファミリーというくらいなので家族みたいな感じで、一人一人の気持ちが他のクラブとは全然違うし、このチームは観ている人の親からも愛されているチームだと思うので、その分このチームでプレーしている僕たちが結果で示さないといけないと感じています。

――では今年の目標を教えてください。

 去年はケガでチームに貢献できなかったんですが、レッズのエンブレムを付けている以上はアルディージャにはもちろん、街クラブにも負けちゃいけないと思っています。プレーでレッズらしさというものを出していきたいです。

 (文・写真=会田健司)