サッカーどころ浦和に本店をおき埼玉と東京にも店舗を展開している「酒蔵力」がこの度50周年を迎えた。6月23日、これを記念しサッカードットコム株式会社とGRANDE FOOTBALL PRODUCTSが酒蔵力とコラボレーションし、「酒蔵力50周年記念」イベントをJR武蔵浦和駅にあるフットサルコート「GRANDE FUTSAL PARK武蔵浦和」にて開催した。先月に開催された岡野雅行氏からの紹介で第2回目に登場したのは、浦和レッズで日本人として初めて10番をつけて活躍し、先日浦和レッズのユースコーチとして浦和に17年ぶりに帰ってきた、元サッカー日本代表の福永泰氏。現役時代はドリブルとキープ力を持ち味とし、当時の浦和のエース福田正博氏との「フクフク・コンビ」は、浦和のサポーターに強烈な印象を残したプレーヤーだ。この日は性別問わず様々な参加者に向け、サッカークリニックを行い、ファン・サポーターとの交流を深めた。
　サッカークリニック後には「酒蔵力」にてトーク＆サインパーティーが開かれ、福永氏は参加者約６０名の各テーブルを回り、当時の裏話や浦和レッズの未来の話などで各テーブルは盛り上がり、サインや写真撮影などに快く応じていた。イベントの最後には、恒例となった次回のゲストに直接電話をかける「笑っていいとも」方式で3回目のゲストが発表。電話口の主は1991年に三菱自動車工業サッカー部へ加入、Jリーグ開幕後は1995年まで浦和レッズで活躍した水内猛氏。福永泰氏が電話をかけると「ビートたけしです」と持ち前のボケで会場は大爆笑に。福永氏の「次回、来てくれるかな？」という問いかけに対して水内氏が「いいとも！」と答え、参加者たちの大きな拍手でイベントが終了した。
　イベントを終え、福永氏は「これから浦和で頑張る気持ちに更になりました」とコメント。なお、福永氏は高校時代、桐蔭学園(神奈川)で2年生時に高校選手権に出場し当時初出場ながらベスト8まで進出したが、前橋商(群馬)にPKで敗退している。この大会へは鹿児島実(鹿児島)で元日本代表の前園真聖氏や相馬直樹氏なども出場している。