高校時代のバスケス・バイロン選手
2月21日、いわきFCはFWバスケス・バイロンがチリ1部リーグ(プリメーラ・ディビシオン)の、ウニベルシダ・カトリカ(Universidad católica )に2020年12月31日までの期限付きで移籍することが決定したことを発表した。
チリ出身のバイロンは2000年5月16日生まれの19歳。第97回全国高校サッカー選手権では大会優秀選手に選出される活躍を見せ、青森山田(青森)を優勝に導き、日本高校サッカー選抜にも選ばれた。その後いわきFCに加入すると、主力として同チームのJFL昇格に貢献した。
クラブ公式サイトでバイロンは「このたび、チリの名門クラブに移籍する事になりました。チリに行くという決断は決して簡単ではありませんでした。色んな人や沢山の物を犠牲にして下した決断でした。その中で僕が高校卒業後、いわきFCは僕のプレーを認め、声かけてくれて、育ててくれた僕にとって大事なクラブであり感謝の気持ちで一杯です。新しい場所でも自分の夢や目標を追い求め、自分の課題と向き合い努力を怠る事なく、日々大事にしていきます。1日でも早く試合に出て、日本で培ってきた事を忘れずに謙虚に頑張って行きます。ビッグな選手になってまたいつか、日本でプレーができたらと思います。応援よろしくお願いします」とコメントしている。