夢を色紙に(写真=会田健司)

ーー2年生からトップチームで出場していましたが、観ていてどう感じていましたか?

 修一さん:1年生の時はコロナでほとんどサッカーが出来ていなかったので、その中で一生懸命続けてきた部分を見ていただけたのかなと思っていました。

ーー去年からプリンスリーグで1年先に川崎F入りした永長君(興國→川崎F)との勝負もありましたが、観ていていかがでしたか?

 修一さん:永長君は小学校の頃から知っていたので、高校で対戦するようなことがあると思っていなかったですし、興國高校には同じチームだった1個上の子もいたりしたので、小学校の時に一緒にやっていた子たちがいっぱいいて、みんなの成長を見れたりもして、半分その子たちの成長も楽しみながら試合を観させてもらっていました。

ーープロに入ってどういうプレーをしてほしいですか?

 修一さん:スタイルはあるので、そのゴールに向かうスタイルを評価していただいていると思うので、そこをしっかりと出せる選手になってチームの勝利に貢献してくれればいいなと思っています。
七津さん:私はサッカーはもちろんですけど、親元を離れて初めて暮らすところが心配なのと、普段遠征の時もあまり連絡をくれないので、音信不通になるんじゃないかという心配をしています(笑)。サッカーがものすごく好きだから、遠征に行ったらこっちから連絡しないと、向こうから連絡が来ることはほとんどないので、そこが心配です。

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