履正社DF西坂(写真=会田健司)

ーー家でもサッカーの話はしたりしますか?

悌成さん:子供の頃は色々と話していましたが、段々と向こうの方が詳しくなっていって、僕はサッカーはやっていなかったのでアドバイスも出来ないので、「今日の試合はどうだった?」みたいな感じで、試合の話ぐらいでしたね。

ーー子供の頃はどんな子でしたか?

悌成さん:サッカーばかりやっていましたね。それから僕らも斗和のサッカーを観に行くのが趣味みたいな感じになっていきました。

ーー今はスピードが特徴で左サイドで活躍していますが、子供の頃はどんなプレーをしていましたか?

悌成さん:中学まではドリブルよりもパスが好きなのかなと思っていました。中学はパスサッカーのチームでしたし。縦に速くというよりも右サイドからカットインしてシュートとかをよくやっていましたね。

ーー斗和君がサッカーを始めたのがきっかけでご両親もサッカーにのめり込んでいったのですね?

悌成さん:小学校のチームを一緒に探すところから、段々と子供と一緒にのめり込んでいきましたね。
智香子さん:全然はじめはサッカー自体を観ることもなかったんですけど、斗和のサッカーを観るようになって大人の90分の試合も観れるようになったぐらいなので。ルールも全然わからないまま、今でも「あれはどういうこと?」って聞きながら観ている感じです(笑)。

ーーその頃から考えるとプロになるとは考えられないですね?

悌成さん:小学校の頃はみんな、夢はプロ野球選手とかプロサッカー選手とか言いますからね。"ほんまになれるんやな"って気持ちです(笑)。今日仮契約もさせて頂いて、ちょっとずつ実感が湧いてきました。
智香子さん:ほんとに信じられない気持ちです。

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