1月8日、埼玉スタジアムで第96回全国高校サッカー選手権決勝、流通経済大柏（千葉）対前橋育英（群馬）が行われる。
　夏冬連覇を目指す10年ぶりの2回目の優勝に王手をかけた流通経済大柏（千葉）と前回大会準優勝で県勢悲願の初優勝を狙う前橋育英（群馬）が冬の高校日本一の称号をかけた最終決戦に臨む。流通経済大柏はここまで4戦連続無失点勝利と自慢の守備陣が奮闘し、1999年度の市立船橋（千葉）以来の無失点優勝も視野に入れる。対する攻撃抜群の前橋育英はここまで4戦15得点。準決勝の上田西（長野）戦では31本のシュートを浴びせ6ゴールを奪い勝利した。
　両校の2017年度の対戦は3度。全国総体準決勝では流通経済大柏に軍配が上がるも、プリンスリーグ関東では前橋育英の2戦2勝となっている。果たして4093校の頂点に立つのはどちらの高校か。注目のキックオフは8日14時05分となっている。