高校年代最高峰のリーグ、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2018 EASTの第16節が11月25日に行われた。
　最注目カード、首位の鹿島アントラーズユース(茨城)対2位の青森山田(青森)の一戦は1-1で引き分け勝ち点を分け合った。負ければ優勝の可能性が消えてしまう2年ぶりの王座奪還を狙う青森山田は前半にMF前田泰良にゴールを奪われ先制を許すも、86分にMFバスケス・バイロンが値千金の同点ゴールを決め引き分けに持ち込んだ。青森山田と同じく第97回全国高校サッカー選手権に出場する3位の流通経済大柏(千葉)と6位の柏レイソルU-18(千葉)との千葉ダービーは56分のFW鵜木郁哉の決勝ゴールにより1-0で柏レイソルU-18が勝利し勝ち点3を獲得した。第26回Jリーグユース選手権大会(2018 Jユースカップ)で準優勝を果たした4位の清水エスパルスユース(静岡)はMF佐野陸人のゴールにより選手権を逃した5位の市立船橋(千葉)に1-0で勝利した。
　7位の浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)はプリンスリーグ自動降格圏内の9位に位置するFC東京U-18(東京)と対戦し0-0で引き分けた。8位のジュビロ磐田U-18(静岡)は選手権出場を決めている最下位に沈む富山第一(富山)をMF渡邊翔耶の決勝弾により1-0で退けた。一方、敗れた富山第一はプリンスリーグへの降格が決まった。