昨年12月30日に開幕した第97回全国高校サッカー選手権準々決勝が1月5日に行われ4強が決まった。
 4強のうち2校、青森山田(青森)と尚志(福島)が東北勢。東北勢2校が4強入りを果たしたのは実に58年ぶりの快挙となった。続く準決勝ではその東北勢の2校、2016年度以来の日本一を目指す、盤石の強さを見せるプレミアリーグEAST所属の札幌内定MF檀崎竜孔主将ら擁する青森山田(青森)と来季からプレミアリーグ参入を決めている尚志(福島)が決勝進出をかけて激突する。
 1960年度の秋田商(秋田)対遠野(岩手)以来、58年ぶりの東北勢による4強対決を制するのは日本一の経験がある青森山田か、それとも今大会優勝候補と目されていたプレミアリーグWEST所属の東福岡と昨年度の全国王者で新潟内定MF秋山裕紀、松本内定FW榎本樹を擁するプリンスリーグ関東所属の前橋育英(群馬)を連破し勢いに乗る尚志か。

▽第97回全国高校サッカー選手権 
第97回全国高校サッカー選手権日程結果