1月14日、54194人が見守る中、第97回全国高校サッカー選手権決勝が埼玉スタジアムで行われ、青森山田(青森)と流通経済大柏(千葉)が平成最後の王者の称号をかけて激突した。
 2018年度の高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグEASTで共に戦った2校、青森山田と流通経済大柏が決勝の舞台で対峙した。スコアを動かしたのは昨年度の雪辱に燃える鹿島内定DF関川郁万擁する流通経済大柏。32分に右CKからのボールをDF関川が見事に頭で合わせ欲しかった先制点を奪取。対する1点のビハインドとなった札幌内定MF檀崎竜孔、福岡入団内定DF三國ケネディエブス、MFバスケス・バイロンら多くのタレントを擁する青森山田は40分、サイド攻撃からMF檀崎が落ち着いて決め試合を振り出しに戻すと、63分にはMFバスケス突破から切り返してのクロスをMF檀崎が右足で決め逆転に成功する。さらに、88分には途中出場のFW小松慧が追加点を決め勝負あり。3-1で勝利した青森山田が2年ぶり2回目の冬の高校日本一に輝いた。

▽第97回全国高校サッカー選手権 
第97回全国高校サッカー選手権日程結果