6月7日、平成26年度東京都高校サッカー総体二次トーナメントが、いよいよ幕を開ける。激闘を制し、インターハイへの切符を勝ち取るのはどのチームか。まずは7日に行われる1回戦3試合をチェックしてみよう。
■国士舘VS多摩大目黒
Aブロック代表国士舘とBブロック代表多摩大目黒の一戦は、プリンスリーグ出場校國學院久我山への挑戦権を賭けた戦いになる。
国士舘はここまで3試合を戦い無失点と、堅守を誇るDFを中心に安定した試合運びを見せてきたのに対し、多摩大目黒も守備を中心に手堅い戦いをみせ勝ち上がってきた。T2リーグで3月に対戦した際には1対0で多摩大目黒が勝利している。非常に固い試合が予想されるこの一戦は先制点が大きなカギを握りそうだ。
■関東一VS修徳
Eブロック代表関東一とFブロック代表修徳の試合は二次トーナメント1回戦の中でも注目を集めるであろう対戦と言っても過言ではない。
関東一は4-5-1を基本フォーメーションにポゼッションを高めるサッカーを展開しここまで危なげない戦いを見せてきた。対する修徳も4-4-2で速攻を得意とし攻撃的なサッカーを目指す。攻撃の中心である雪江悠人はブロック決勝東海大菅生戦で2得点を奪うなど調子を上げていることも好材料。関東一の生命線であるダブルボランチは修徳の攻撃に対し守備に追われる時間が増えると予想されるが、修徳の雪江悠人、小野寺湧紀を抑え込むことで勝機を覗いたいところだ。両チームの持ち味が発揮された好ゲームを期待したい。
■東海大高輪台VS都立野津田
Gブロック代表東海大高輪台とHブロック代表都立野津田の一戦は2回戦で帝京、ブロック決勝で正則学園と難敵を次々に退けてきた東海大高輪台にやや分があるとの見方。チームとしての完成度が高くここまで攻守に連動性が見られた。この試合でも安定した試合運びが出来れば大いに勝利に近づくことができるだろう。
対する都立野津田は番狂わせを演じることができるか。先制点を奪い、東海大高輪台のゲームプランを崩したいところ。どちらが先日の関東大会の王者都立駒場への挑戦権を獲得することが出来るのか注目したい。
▽二次トーナメント日程
1回戦:6月7日(駒沢第2球技場)
国士舘 × 多摩大目黒 10:00~
関東一 × 修徳 12:00~
東海大高輪台 × 都立野津田 14:00~
2回戦:6月14日(駒沢第2球技場)
國學院久我山 × 国士舘/多摩大目黒の勝者 10:00~
暁星高等学校 × 成立学園 12:00~
2回戦:6月15日(調布市西町サッカー場)
駒澤大学高等学校 × 関東一/修徳の勝者 10:00~
東海大高輪台/都立野津田の勝者 × 都立駒場 14:00~
準決勝:6月21日(駒沢第2球技場)
準決勝第1試合 10:00~
準決勝第2試合 12:00~
決勝:6月22日(駒沢第2球技場)
決勝戦 10:00~
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平成26年度東京都高等学校総合体育大会一次予選
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