高校サッカー総体(インターハイ)茨城県予選は17日、決勝進出を懸けた準決勝2試合を開催。

 第1試合では、通算22回の全国総体出場を誇る水戸商が、前回大会優勝校で今季の関東大会茨城県予選を制した鹿島学園に逆転勝ち。序盤から主導権を握った王者鹿島学園が前半のうちに小沼峻の2ゴールでリードを奪うが、後半に入ると4年ぶりの優勝を目指す水戸商が反撃。篠原貫太、谷田部昂のゴールで2点を返し同点に追いつくと、迎えたPK戦の末勝利を収めた。

 また、準決勝もう一試合では激しいシーソーゲームの末、明秀日立が勝利。2対2で迎えた延長戦前半、セットプレーからのオウンゴールが決勝点となり3年ぶりの優勝へ向け、決勝進出を決めている。

 尚、準決勝を制した水戸商明秀日立が対峙する今大会決勝は21日に予定。ひたちなか市総合運動公園陸上競技場で栄えある茨城県代表校が決定する。

▽準決勝試合結果
鹿島学園 2-2(PK:3-5) 水戸商業
第一学院 2-3(延長) 明秀日立

▽3回戦試合結果
鹿島学園 4-1 常総学院
古河三 0-1 水戸商
第一学院 1-0 古河一
明秀日立 2-0 水戸啓明

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