令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の各地の予選が6月1日も行われ、岐阜県、島根県、宮崎県などで代表校が決定した。
 滋賀決勝は第97回全国高校サッカー選手権出場校で3季連続で全国の舞台を踏んている草津東高円宮杯U-18サッカーリーグ2019 プリンスリーグ関西で戦う2年ぶりの王座奪還を狙う近江が激突。後半27分にMF金田弦也がPKを決めると、この虎の子の1点を守り切った近江が1-0で勝利し2年ぶり2回目の優勝を果たした。
 第97回全国高校サッカー選手権岐阜予選覇者の岐阜工が早期敗退となった岐阜予選。2年ぶりの出場を目指す帝京大可児と前回出場校の中京の一戦は渡邊寿樹也と関根空のゴールにより2点を挙げた帝京可児が2-0で勝利し全国大会出場を決めた。
 島根決勝では、プリンスリーグ中国所属で大会11連覇中の立正大淞南と同じくプリンスリーグ中国所属で平成30年度島根新人戦(新人選手権大会)覇者の大社が対戦し、前半に1点を挙げた大社が1-0で勝利し優勝を果たした。大社の全国大会出場は12年ぶり11回目。
 大会3連覇中の平成30年度宮崎新人戦(新人選手権大会)覇者で高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2019 九州勢の日章学園と新人戦準優勝の宮崎日大が宮崎予選の決勝で激突。後半5分にFW櫻田優樹に先制ゴールを許した日章学園だったが、同7分にMF日吉悠真が同点ゴールを決めると同32分には、DF古賀照也が値千金の逆転ゴールを決め2-1で勝利をおさめた。また、開催県の沖縄県は決勝リーグ第2節を消化し、宜野湾を3-2で退けた西原が、2位以内を確定させ12年ぶり5回目の本大会出場を決めた。
 なお、今年度から出場校は埼玉県、千葉県、愛知県の出場枠が2から1に減枠され、全52校(北海道、東京都、神奈川県及び大阪府、開催県の沖縄から2校)となる。各都道府県の代表校の決定日および代表校は以下の通り。

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▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)予選
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)