8月23日に第98回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選が終了し、令和初の冬の全国の舞台をかけた2次トーナメントが10月に開幕を迎える。2次トーナメントからは、國學院久我山大成帝京駒澤大学高等学校など総体上位校などがいよいよ登場する。

 東京における選手権出場回数ランキングのトップは昨年度は2次トーナメントBブロック準優勝に終わり、あと一歩のところで9年ぶりの全国を逃した中田浩二(元鹿島アントラーズ)など多くの名選手を輩出している古豪・帝京。近年は、他校の台頭もあり、全国から遠ざかってしまっている帝京だが、1965年から08年まで率いた名将・古沼貞夫雄監督が一時代を築き、冬の高校日本一にも6度輝いている。2位には全国の舞台には2006年度を最後に立っていないものの、前田遼一(FC岐阜)らを輩出した選手権出場回数10回の名将・林義規監督率いる暁星高等学校がつけている。また、2010年以降で4回、冬の全国の舞台を経験している國學院久我山は選手権出場回数7回で4位に位置している。出場回数ランキングは以下の通り。

▽出場回数ランキング
1位:34回
帝京
2位:10回
暁星高等学校(暁星中学)
3位:8回
修徳
4位:7回
國學院久我山、青山師範
6位:4回
駒澤大学高等学校国士舘、城北、筑波大附(高等師範学校附属中学校、東京教育大学附属中学校・高等学校)
8位:3回
実践学園本郷
12位:2回
豊島師範、都立大泉青山学院堀越東海大菅生成立学園都立久留米都立東久留米総合都立三鷹中等教育学校(三鷹中等教育学校)、関東一
22位:1回
都立小山台(府立第八中學校)、都立小石川(都五中学)、都立北園(都九中)、都立豊多摩東京朝鮮中高級学校(朝鮮高校)、早大学院創価東亜学園都立駒場

▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選