冬の選手権をかけた第98回全国高校サッカー選手権埼玉予選の決勝トーナメントの組み合わせが決まり、来月から1次予選を勝ち抜いた27校と令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選優勝校の西武台、同準優勝の聖望学園など総体上位校やSリーグ参加校を合わせた52校が冬の全国を目指して熱戦を展開する。
埼玉予選の選手権出場回数ランキングは全国大会優勝を4回経験している市立浦和と全国を1回制覇している武南がトップで並んでいる。市立浦和は2013年度の第92回全国高校サッカー選手権に出場しており、6年ぶりの全国を目指す。今年度、令和元年度関東高校サッカー埼玉予選を制した古豪・武南はPK戦の末に盛岡商(岩手)に敗れ16強敗退となった2006年度の第85回大会を最後に全国から遠ざかっており、13年ぶりとなる夢の舞台を狙う。また、3位には前回大会覇者で大会連覇を狙う浦和南がランクイン。今月、85歳で死去した松本暁司氏が率いた1969年度には全国高校サッカー選手権、全国高校総体、国民体育大会で優勝し、史上初の高校3冠を達成した名門校だ。
直近5大会では私立勢の昌平と正智深谷が2度ずつ制覇している埼玉大会。果たして今大会を制するのはどの高校になるのか。優勝回数ランキングは以下の通り。
1位:14回
市立浦和(浦和市立)、武南
3位:12回
浦和南
4位:7回
埼玉師範
5位:6回
県立浦和(浦和中学)
6位:5回
大宮東、浦和東
8位:4回
浦和西
9位:3回
正智深谷、西武台
11位:2回
昌平
12位:1回
川口工、川口、児玉、埼玉栄
▽第98回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第98回全国高校サッカー選手権埼玉予選