在日朝鮮学生中央体育大会の中学サッカー部門として、駒沢第二競技場にて京都朝鮮中高級学校対東大阪朝鮮中級学校の試合が行われた。

 結果はトータルでチャンスを多く作った東大阪朝鮮が5-1で勝った。前半開始7分、東大阪朝鮮9番ムン・リョンギが幸先よくゴールを決めると、更に立て続けにムン・リョンギが華麗なターンからシュートを決める。

 京都朝鮮はGKキム・リウがナイスセーブを連発し、追加点を凌ぎ、6番ユン・リャンインが気持ちでゴールに向かえば、7番キム・ソンドが惜しいシュートを放ちゴールを脅かす。しかし、得点が奪えないでいると、東大阪朝鮮11番パク・テヨンがゴールを追加する。このまま前半は東大阪朝鮮が3-0で折り返す。

 何とか追いつきたい京都朝鮮が後半猛攻を仕掛ける。14番パク・チノ、19番チョン・ウイル、7番キム・ソンドが右サイドから連携で脅かす。すると前線からプレッシャーをかけ相手からボールを奪取した19番チョン・ウイルが抜け出しシュートを放つと、6番ユン・リャンインが相手GKの弾いたボールを頭で押し込む。魂の一点を決め追い上げを見せる。

 その後も、京都朝鮮の後方からのビルドアップとサイドの連携から相手を押し込む時間が続くも、東大阪朝鮮11番パク・テヨンと8番チョン・ヤンテにゴールを決められてしまう。そのまま試合が終了し、東大阪朝鮮が京都朝鮮に5-1で勝利した。