高校年代最高峰の舞台、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プレミアリーグが約1か月の中断を経ていよいよ再開。22日、23日の両日、EAST・WEST両リーグで第11節が開催された。
第10節終了時点で首位の鹿島アントラーズユースから5位FC東京U-18まで、勝点差3の中にひしめく大混戦となっているEASTでは上位陣に変動。鹿島アントラーズユースは敵地で北海道コンサドーレ札幌U-18とドロー。1点ビハインドで迎えた終盤、垣田裕暉のゴールで辛うじて同点に持ち込むも、中断明け初戦を白星で飾れず首位陥落。一方で、市立船橋を藤沼拓夢のゴールで下し、連勝を4に伸ばした大宮アルディージャユースが首位浮上を果たした。
また、JFAアカデミー福島との一戦を、高橋壱晟の決勝点で制した青森山田は3連勝で2位に順位を上げている。
続いてプレミアリーグWESTでは、首位のセレッソ大阪U-18が6位京都サンガF.C. U-18に完敗。敵地京都サンガF.C. 東城陽グラウンドに乗り込み連勝を目指したセレッソ大阪U-18であったが、京都サンガF.C. U-18MF田中康介に2ゴールを許すなど4失点。今季3敗目を喫した。
また、今夏のインターハイで連覇を成し遂げた東福岡は、2位ガンバ大阪ユースに劇的勝利。1点ビハインドで迎えた試合終了間際、鍬先祐弥のゴールで同点に追い付くと、直後には髙江麗央が逆転弾。土壇場で勝利をもぎ取り、第8節以来となる勝ち点3獲得となった。
第11節の日程・結果は以下の通り。
▽プレミアリーグEAST第11節
JFAアカデミー福島 0-1 青森山田
コンサドーレ札幌U-18 1-1 鹿島アントラーズユース
市立船橋 0-1 大宮アルディージャユース
柏レイソルU-18 0-1 清水エスパルスユース
FC東京U-18 0-1 流通経済大柏
▽プレミアリーグWEST第11節
ガンバ大阪ユース 2-3 東福岡
京都橘 2-0 サンフレッチェ広島F.Cユース
京都サンガF.C. U-18 4-0 セレッソ大阪U-18
履正社 3-0 ヴィッセル神戸U-18
名古屋グランパスU18 2-3 大分トリニータU-18