大混戦の高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プリンスリーグ関西は5日(土)、第13節全5試合を開催。

 毎週のように順位の変動が見受けられる中、今節首位浮上を果たしたのは神戸弘陵学園。滝川第二との一戦を、竹村史明の決勝点で制して2連勝。阪南大高をかわして首位に立った。

 2位には勝ち点1差で大阪桐蔭。この日は大阪産大附と対戦すると、1点ビハインドで迎えた後半に怒涛の猛攻。仲田健人、清水大輝のゴールで一気に試合をひっくり返した。大阪桐蔭は第10節初芝橋本戦以来3試合ぶりの勝利を飾っている。

 続いて3位には、金光大阪に競り負け首位陥落となった阪南大高阪南大高は1点ビハインドの後半、小松拓幹の2ゴールで逆転に成功するもその後2失点。終盤の試合運びに課題を残す敗戦で連勝を逃している。

 尚、プリンスリーグ関西は第13節を終えて、首位神戸弘陵学園から8位金光大阪まで勝ち点6差にひしめく大混戦。優勝争いは今後も熾烈を極めそうだ。  

▽プリンスリーグ関西第13節試合結果
大阪産大附 1-3 大阪桐蔭
金光大阪 3-2 阪南大高
滝川第二 0-1 神戸弘陵学園
初芝橋本 1-2 近大付
関大一 3-2 東山