8月1日から3日にかけて、九州の強豪8校が参戦して行われた2020 強化交流 U-18 サッカーフェスティバル in 大津が閉幕した。

 大会を6戦全勝で終えた大津(熊本)の山城監督は「2日目以降はコンディションの差もある(日帰りで来てもらっている)と思うので、その出足の所はアドバンテージはありました。大会を通じて、選手たちの”距離感”は良かったと思います。今年のチームは前線の3人が売りなので、そこの能力が最大化するフォーメーションに取り組んでいます。サイドもストロングポイントの一つです。今大会は後半からフォーメーションを(3トップから2トップに)変えていますが、後半のメンバーが3トップに入るとノッキング気味。彼らは彼らの個性があるので、ここから色々試して行きたい。その中でサブ組にもっと頑張って欲しい思いです」と大会を振り返った。

 2020 強化交流ユースサッカーフェスティバル in 大津実行委員会の代田氏は「大会の開催が危ぶまれたんですけど、大津町の方々のご理解ご協力と保護者のご理解、選手の想いなどで大会が成り立ったと感じています」とまずは関係者に感謝を口にした。続けて「今はただただ大会が開催出来て良かったという思いです。様々な催しが軒並み中止になるなかで、一つでも大人の協力で開催出来たらという想いは皆一緒でしたので、無事大会を終えられたことを嬉しく思っています」と安堵の表情を浮かべた。

 新型コロナウイルスの影響により、シーズンインが大幅に遅れた異例のシーズン。各校のこれからの戦いに期待したい。

▽2020 強化交流 U-18 サッカーフェスティバル in 大津
2020 強化交流 U-18 サッカーフェスティバル in 大津