今年も12月に開幕する第94回全国高校サッカー選手権大会。昨年度の福岡予選は中島賢星(現・横浜F・マリノス)、増山朝陽(現・ヴィッセル神戸)、赤木翼(現・九州産業大)、近藤大貴(現・国士舘大)、守護神・脇野敦至(3年)ら豊富なタレントを擁し2年連続で選手権出場を果たした赤い彗星・東福岡。総体を制し2冠を目指した東福岡だったが静岡学園(静岡)に3回戦で敗れ、史上初の高校三冠を達成した97年以来の夏冬制覇の夢は絶たれた。
福岡県勢で選手権最多出場回数を誇るのはその東福岡の16回。県内のみならず全国の舞台でも2度優勝を果たしている言わずと知れた強豪校は今夏の総体では昨年度に続き全国制覇を達成している。
そして、その東福岡に続くのが東海大五の14回。近年、全国の舞台では苦戦を強いられているものの過去には全国4強の実績がある同校。続いて出場回数県内3位は5回の福岡商(現・福翔)。最後の選手権出場は第57回大会(1978年)まで遡り、同大会では惜しくも初戦敗退を喫し全国の舞台から姿を消している。
また、直近の10年では東福岡が5回、続いての2回の東海大五と九州国際大付となっている。そして間もなく迎える福岡二次予選。主将MF中村健人、MF藤川虎太朗、MF鍬先祐弥の3人が中核となり世代別日本代表に名を連ねるGK脇野敦至が守護神として君臨する東福岡が優勝争いの軸を担うであろう本大会。7月下旬に開催された一次予選を勝ち抜いた16校とシードチーム8校の計24校が頂点を目指す二次予選の組み合わせ抽選会は、9月18日に宗像ユリックスにて開催が予定されている。
果たして今冬の選手権福岡代表を勝ち取るのはどの高校になるのか?
過去10年の出場校一覧
▽第93回大会(2014年)
東福岡
▽第92回大会(2013年)
東福岡
▽第91回大会(2012年)
東海大五
▽第90回大会(2011年)
東海大五
▽第89回大会(2010年)
九州国際大付
▽第88回大会(2009年)
東福岡
▽第87回大会(2008年)
筑陽学園
▽第86回大会(2007年)
東福岡
▽第85回大会(2006年)
九州国際大付
▽第84回大会(2005年)
東福岡
▽第94回高校サッカー選手権福岡予選試合日程結果
第94回高校サッカー選手権福岡予選日程・結果一覧