青森山田黒田剛監督(写真左)
11月8日、第99回全国高校サッカー選手権青森予選決勝がカクヒログループアスレチックスタジアムで行われた。4連続同一カードとなった青森頂上決戦は後半に3点を奪った青森山田が野辺地西を3-0で下し24年連続26回目となる全国大会出場を決めた。
勝った青森山田の黒田剛監督は「去年も一昨年もそうだったように、前半はなかなか拮抗する試合展開を予想していたので想定内といえばそう。あわよくば1点取れればラッキーかなと。後半もボールを握ってサイドチェンジを繰り返しながら相手を揺さぶってギャップを作りセンターに進入出来ればと思っていた。センターバックとサイドバックのギャップを上手く松木が突き点が取れたので、良さが出せたんじゃないかと思います」と試合を振り返った。
また、「今年はプレミアリーグや公式戦が少なく強豪チームと拮抗した試合をする機会が少なかったので守り慣れていないシーンが出ていた。コンビネーションミスなどやってはいけない所でのミスがありましたけど、全国の舞台ではこれが命取り。それを確認できたことは収穫の一つです」と話した。
昨年準Vの全国大会へ向けては「昨年準優勝に終わった悔しさを、また埼玉スタジアムのピッチに取り戻しに行きたいと思っています」と力強く語った。
今年も全国切符を手にした“絶対王者”青森山田が一昨年ぶりの全国優勝へ向けて走り出す。
▽第99回全国高校サッカー選手権青森予選
第99回全国高校サッカー選手権青森予選