24連覇を達成した青森山田

　第99回全国高校サッカー選手権の北海道・東北地区の代表校が出揃った。

　北海道は、第98回全国高校サッカー選手権北海道予選覇者で大会連覇を狙った北海を撃破し決勝進出を決めた札幌大谷が後半18分のMF鈴木浩人の今大会初ゴールとなる強烈なミドルによって、旭川実を1-0で下した。

　青森予選は絶対王者の青森山田が後半に3点を挙げ3-0で野辺地西を退け24連覇を達成した。岩手予選は遠野が1-0で専大北上を下し2年ぶりとなる優勝を決めた。大会6連覇を狙った秋田商が準々決勝で姿を消した秋田予選は昨秋に行われた令和元年度秋田新人戦（新人選手権大会）を制した明桜が25年ぶりとなる決勝進出を決めた秋田工をFW田中将太らのゴールにより4-0で下し秋田経済法科大付時代の1993年以来、27年ぶり4回目となる全国大会出場を決めた。宮城予選は仙台育英が聖和学園に逆転勝ちし4連覇を達成。山形は日大山形が米沢中央を2-0で下し、全国大会出場を決めた。福島では準決勝で大会6連覇中の尚志を下した令和元年度福島新人戦（新人選手権大会）優勝校の学法石川が聖光学院を3-0で下し初優勝を果たした。

【出場校】
▽北海道・東北
北海道予選：札幌大谷(5年ぶり3回目)
青森県予選：青森山田(24年連続26回目)
岩手県予選：遠野(2年ぶり29回目)
秋田県予選：明桜(27年ぶり4回目)
宮城県予選：仙台育英(4年連続35回目)
山形県予選：日大山形(5年ぶり14回目)
福島県予選：学法石川(初出場)