11月14日、第99回全国高校サッカー選手権予選の決勝が栃木、東京A・B、山梨、静岡、岐阜、愛知、大阪、滋賀、徳島、愛媛の10都府県で開催され、新たに11代表が決定した。

　宇都宮短大附と対戦した昨冬の全国4強の矢板中央は2年連続でPK戦をモノにし4連覇を達成した。東京Bでは堀越が後半アディショナルタイムのMF日野翔太の勝ち越しゴールにより、2-1で勝利し29年ぶり3回目となる全国大会出場を決めた。昨冬の全国優勝校の静岡学園が準決勝で姿を消した静岡予選は藤枝明誠が東海大翔洋を3-0で退け全国への扉を開いた。激戦区大阪は履正社が1-0で金光大阪を下し全国切符を手にしている。

【決勝試合結果】
▽関東
栃木県予選：矢板中央 0-0(PK:4-1) 宇都宮短大附
東京都A予選：関東一3-0 日大豊山
東京都B予選：大成1-2 堀越
山梨県予選：山梨学院高等学校2-1 日本航空

▽東海・北信越
静岡県予選：東海大翔洋 0-3 藤枝明誠
愛知県予選：名経大高蔵 0-0(PK:3-4) 東海学園
岐阜県予選：帝京大可児 1-0 岐阜工

▽関西
滋賀県予選：綾羽 0-2 近江
大阪府予選：履正社 1-0 金光大阪

▽中国・四国
愛媛県予選：新田 4-1 済美
徳島県予選：徳島市立 2-0 鳴門渦潮