11月15日、第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選決勝、昌平と武蔵越生の一戦が行われ、昌平が3-0で勝利し、全国切符を手にした。
第98回全国高校サッカー選手権8強でMF須藤直輝、FW小見洋太などJ内定者4人を擁する昌平を指揮する藤島崇之監督は「前半になかなか点が取れなかった。ペナルティエリアに入ってからどれだけ人数が絡めるかを後半に意識し、上手く修正を出来たと思う」と試合を振り返った。
現チームに関して「中盤の選手は色んなポジションが出来る選手が多い。2点を決めたMF平原隆暉は基本的なスキルはチームで一番高く、「止める」、「蹴る」、「運ぶ」の能力が高い期待の持てる選手だと思う。まだまだ伸び代もある」(藤島監督)。
また、プロ入団の選手がチーム全体としての意識を上げているようで「チーム内で紅白戦をやっても非常に拮抗した内容になるなど、通年を通してチーム全体のベースの底上げが出来ている」という。一方で課題として「セカンドボールをどれだけ拾えるか、時間を引き戻す力を上げてくこと」と話した。
「やはり埼玉スタジアムで試合をしたい」と全国での目標を口にした藤島監督。大晦日に開幕する全国大会の初戦の相手は16日に行われた組み合わせ抽選会の結果、高川学園(山口)に決まった。
▽第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選