選手権初出場の創成館イレブン。

　12月31日に開幕する第99回全国高校サッカー選手権。九州・沖縄でも全代表校が出揃った。

　福岡予選は東福岡が九州国際大付を下し王座奪還。佐賀大会では延長戦突入後に3点を挙げた佐賀東が龍谷を3-0で下し3年ぶりとなる全国大会出場を決めた。大分予選は決勝で延長戦の末に大分を下した日本文理大附が初優勝。宮崎予選は宮崎日大が鵬翔との決勝を制し全国選手権初出場を決めた。

　熊本予選では優勝候補筆頭だった大津が敗退。その大津を準決勝で下したルーテル学院が決勝で熊本国府にPK戦の末に勝利し全国切符を4年ぶりに手にした。長崎予選は4連覇中の長崎総科大附をMF岩崎雄永の決勝弾により1-0で下した創成館が初優勝を果たした。鹿児島予選は鹿児島城西を決勝で下した神村学園が4連覇を達成。沖縄予選はMF上原琉暉らのゴールにより西原を3-1で下した那覇西が新人戦、県総体に続く3冠を達成した。

【出場校】
▽九州・沖縄
福岡県予選：東福岡(2年ぶり21回目)
佐賀県予選：佐賀東(3年ぶり11回目)
大分県予選：日本文理大附(初出場)
宮崎県予選：宮崎日大(初出場)
熊本県予選：ルーテル学院(4年ぶり5回目)
長崎県予選：創成館(初出場)
鹿児島県予選：神村学園(4年連続8回目)
沖縄県予選：那覇西(2年ぶり17回目)