劇的Vの市立船橋(写真＝小室功)

　12月31日にフクダ電子アリーナで行われる1回戦で市立船橋(千葉)と佐賀東(佐賀)が対戦する。選手権優勝5回を誇る強豪の市立船橋は延長戦の末に宿敵・流通経済大柏に1-0で競り勝ち、全国切符を手にした。対する佐賀東も延長戦の末に3連覇を狙った龍谷を退け全国大会出場を決めた。抽選会後の両校の主将コメントと地区予選の結果は以下の通り。

【市立船橋(2年連続23回目)】
DF石田侑資主将
「佐賀東さんがどういうチームかまだ分からないんですけれども、自分たちにベクトルを向けることが凄く大事だと思っているんで、“市船らしさ”を最大限に出してプレーし、千葉県代表として日本一を獲れるように頑張ります」

【佐賀東(3年ぶり11回目)】
MF寺崎朋範主将
「(今年のチームは)例年に比べたら身体の小さい選手が多いですが、ドリブルだったり、時間を作れる選手がいるので、そこで時間を作ってもらってシュートまでしっかりと持っていけるチームです。選手権は何が起こるか分からないので、市船さんは強豪だと思いますが、しっかり1か月半準備をして自分たちのサッカーをやり、1回戦は絶対に勝ちたいと思います」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権佐賀予選(全5戦32得点2失点)
2回戦：10-0 vs 北陵
3回戦：2-1 vs 佐賀学園
準々決勝：8-1 vs 武雄
準決勝：9-0 vs 有田工
決勝：3-0 vs 龍谷