大成を下し優勝を果たした堀越イレブン

 1月2日に駒沢陸上競技場で行われる2回戦で堀越(東京)と大社(島根)が対戦する。

 4戦32得点2失点と圧倒的な攻撃力をみせての決勝進出となった古豪・堀越は1-1で迎えた後半アディショナルタイム、MF日野翔太主将が勝ち越しゴールを決め、29年ぶりに全国切符を手にした。対する大社はPK戦にもつれ込んだ立正大淞南との決勝を制し5年ぶり10回目の全国大会出場を決めた。抽選会後の両校の主将コメントと地区予選の結果は以下の通り。

【堀越(29年ぶり3回目)】
MF日野翔太主将
「どの相手でも自分たちのやることは変わらないので、(初戦へ向けて)しっかり良い準備をしたいと思います。(予選の総得点)34点に注目されますが、意識しているのはセットプレーの守備など大切な所だったりするので、やるべきことを全員がもう一回見つめ直してやっていきます。色んな方々に支えてもらって自分たちが成り立っていると思いますので、そこを忘れずに感謝の気持ちを持って全国の舞台を楽しみたいと思います」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権東京予選(全5戦34得点3失点)
1回戦:21-0 vs 都立上野
2回戦:2-1 vs 東京
準々決勝:5-0 vs 実践学園
準決勝:4-1 vs 東京実業
決勝:2-1 vs 大成

【大社(5年ぶり10回目)】
MF藤田隆寛主将
「絶対勝つという意味を込めて、抽選封筒の"か"を選びました。(全国で勝つ為に、)フィジカル面を更に強化して全国でも戦える力を付けたいです。全国では粘り強い守備をし、サイド攻撃を中心としたサッカーをしたいです。3年生を中心とする良い雰囲気作りも特徴の一つです。全国ベスト8を目標に、悔いのないサッカーをしたいと思います」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権島根予選(全4戦10得点2失点)
2回戦:2-0 vs 石見智翠館
準々決勝:4-0 vs 益田
準決勝:2-0 vs 松江商
決勝:2-2(PK:5-3) vs 立正大淞南

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権