FW笠井佳祐（関東一）

　12月31日、ゼットエーオリプリスタジアムで行われる1回戦で3年ぶり3回目の全国大会出場となる関東一(東京)と創部4年目で初出場の山辺(奈良)が激突する。

　関東一は準決勝で2年連続での全国大会出場を狙った國學院久我山に逆転勝ちし決勝進出を決めると、全国をかけたファイナルでは日大豊山を3-0で退け3年ぶりとなる全国切符を手にした。関東一のFW笠井佳祐主将は5戦連続8得点の大活躍でチームの全国大会出場に貢献した。一方の山辺は、1年生ながらキャプテンマークを巻き今予選の大会最優秀選手と得点王に輝いたFW太田凱翔の先制ゴールにより1点を挙げるとその後も1点を追加し大会連覇を狙った五條を2-0で下し初の全国大会出場を決めた。抽選会後の両校の主将コメントと地区予選の結果は以下の通り。

【関東一(3年ぶり3回目)】
FW笠井佳祐主将
「相手がまだどんなチームか分からないんですけれども、守備は粘り強く、今年は攻撃に特長を持った選手が多いので、攻撃力という部分でも見せて行けたらと思っています。先輩方が超えられなかった2回戦の壁を超えていけるように良い準備をしてやっていきます」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権東京予選(全5戦20得点2失点)
1回戦：6-0 vs 本郷
2回戦：2-0 vs 東農大一
準々決勝：5-0 vs 都立狛江
準決勝：4-2 vs 國學院久我山
決勝：3-0 vs 日大豊山

【山辺(初出場)】
FW太田凱翔主将
「対戦相手が決まってまずホッとした気持ちと、それにプラスあと1か月半ある中で、どういうチーム作りをしていくか、とても楽しみです。何も怖れることなく、奈良県の代表として、奈良でサッカーをやっている子どもたちの代表として精一杯戦っていけたらなと思います」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権奈良予選(全5戦14得点2失点)
2回戦：2-0 vs 奈良学園登美ヶ丘
3回戦：3-1 vs 高田商
準々決勝：5-0 vs 帝塚山
準決勝：2-1 vs 畝傍
決勝：2-0 vs 五條