京都橘の米澤一成監督(取材・写真=会田健司)

 12月4日、大阪市中央区の読売テレビ本社で第99回全国高校サッカー選手権大会に出場する近畿2府4県の代表校の共同記者会見が行われた。2年連続9回目の出場となる京都府代表京都橘からは米澤一成監督が出席。

――選手権初戦の対戦相手について。

「(松本国際とは)毎年やらせてもらっていて、手の内はよく知っるんですけど今年だけやっていないんですよ。年明けの雪の期間にうちの学校にも泊まりに来て頂いていています。非常にやりにくいです。やられるパターンとしては、うちがボールを握ってカウンターでやられるというのはもう分かっているので、それにハマりそうやなとしか思っていません。何とかハマらないようにと思っていますし、うちのストロングポイントが出せたらと思っています。僕も校務で練習に出られていないので、ここから時間がありますので頑張りたいなと思っています」

京都橘高等学校
サッカー部77名(1年生21人、2年生28人、3年生28人)
インターハイ出場5回、2019年ベスト4
全国高校サッカー選手権大会出場9回目、2013年ベスト4
昨年の選手権初戦敗退の結果と、今年のインターハイ中止により、3年生の全国大会に向ける気持ちが強い。今年はトータルフットボールで勝負する。徳島ヴォルティス内定の西野太陽とU-17日本代表候補の木原励は共に180cmと上背もありながら、スピードと得点力も兼ね備えており大会屈指の2トップ。DF金沢一矢とMF青山楽生からのロングスローも大きな武器となっている。

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権