PK戦を制した矢板中央(写真=矢島公彦)

 1月3日、第99回全国高校サッカー選手権の3回戦第2試合が行われた。

 王座奪還を狙う前回大会準優勝校の青森山田(青森)は2017年度以来となる最高位の16強進出を果たした帝京大可児(岐阜)と対戦した。今シーズン無敗の青森山田は先制点を奪われるも、浦和レッズ内定のDF藤原優大と2年生MF松木玖生の両役者のゴールにより逆転に成功。その後、両校得点を奪うも青森山田のリードは変わらず4-2で青森山田が勝利し3回戦を突破した。前回大会4強の帝京長岡(新潟)は同16強の神戸弘陵(兵庫)と対戦し先制を許すも3-1で勝利し準々決勝進出を決めた。

 4度目の全国制覇を狙う東福岡と前回大会4強の矢板中央(栃木)の一戦はPK戦の末に矢板中央が勝利。2回戦では見事な逆転勝利で16強進出を決めた藤枝明誠(静岡)は山梨学院高等学校(山梨)と対戦したがPK戦の末に敗れ大会を去った。

【3回戦第2試合結果】
神戸弘陵 1-3 帝京長岡
藤枝明誠 1-1(PK:6-7) 山梨学院高等学校
矢板中央 0-0(PK:3-1)東福岡
帝京大可児 2-4 青森山田

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権