青森山田横断幕(写真＝矢島公彦)

　1月9日、第99回全国高校サッカー選手権の準決勝2試合が埼玉スタジアム2○○2で行われファイナリストが決定する。

　第1試合では帝京長岡(新潟)と山梨学院高等学校(山梨)が対決。2年連続3度目の4強となる帝京長岡は準々決勝の市立船橋(千葉)戦ではスタメンに1年生が4人もいるチームとは思えないほど、完成度の高いサッカーを見せつけ埼玉スタジアム2○○2への扉を開いた。対する山梨学院高等学校は相手のよさを消して、弱点をつき、4人のJ内定者擁する優勝の一角候補だった昌平(埼玉)を下し11年ぶりの王座奪還に前進した。ここまで失点は僅か1点の初出場初優勝を遂げた2009年以来の優勝を目指す山梨学院高等学校と3試合で7得点を挙げている帝京長岡の一戦は12時5分キックオフだ。

　続く第2試合では堀越(東京)相手に大量得点で勝利した優勝候補筆頭の青森山田(青森)と2回戦で徳島市立(徳島)、3回戦で東福岡(福岡)、準々決勝で富山第一(福岡)を撃破しての4強入りを決めた矢板中央(栃木)が決勝の舞台をかけて激突する。勝利を収め決勝の舞台に立つのは王座奪還を狙う青森山田かそれとも初優勝を狙う矢板中央か。注目のキックオフは14時20分を予定している。

【準決勝試合カード】
山梨学院高等学校 - 帝京長岡
矢板中央 - 青森山田